いきなりですが質問です。
Q:ウーバーイーツで自転車配達をしている時に、一番時間の割合が多いのはどこでしょう?
- 待機時間
- レストラン(到着~商品受け取り)
- 移動時間
- お客様(到着~商品受け渡し)
正解は言わずもがな、移動時間です。
つまりは移動時間をいかに快適にするかが大事なんです!!
「快適」というと価値観によってさまざまですが、今回は私の価値観的に最も「快適」に必要だと思うアイテムを紹介します!
目次
配達にはヘッドホンが絶対欠かせない
今回紹介するのはヘッドホン!配達を数回していると気づくと思いますが、配達にヘッドホンは欠かせません。(特に初心者の方には)
ヘッドホンが必要というのも配達をしていると「大切な音をいかに聞き逃さないか」が大事になってくるからです。
必要な音というのは次のものが挙げられます。
- 乗車リクエスト
- お客様からのメッセージ
- ナビ音声
- 周囲の音(人・自転車・車・緊急車両等)
乗車リクエストの聞き逃しは収入に大きく影響します。スマホホルダーがあれば画面の変化で気づくんじゃないの?と思う方もいると思いますが、走行中にスマホの画面を見るのはいかにスマホホルダーを活用していようが危険です。
自動車で運転しているときにナビをガン見はしませんよね?
ほとんどの方がナビの音声に従って、走行していると思います。
その点、自転車は走行中、周囲の音がかなり大きくなりますから音なんてほとんど聞こえません。
だからヘッドホンのような耳元まで音を届けてくれるものが必要になってくるんです。
ちなみに聞こえずらいからといって大音量で走行している人がいますが、本当にやめてほしいです。
道路を挟んで反対側にいる配達員の乗車リクエストが聞こえたときとか普通に周囲からしたら騒音レベルなので同じ配達員として恥ずかしい限りです。
ヘッドホンもイヤホンも基本は違反
ただし、忘れてはいけないのが安全への配慮です。
配達に音が大事なのはお伝えした通りですが、大前提、安全面への配慮を忘れてはいけません。
全国的規模での取締りはありませんが、埼玉県では実際に「道路交通法施行細則」で
- 周りの音が聞こえない状態で運転してはいけません。
- 開放型のイヤホン、片耳の使用が大丈夫ということにはなりません。
と記載されており、つまりイヤホン・ヘッドホンは違法になってしまいます。
完全ワイヤレスイヤホンをしている配達員もちょくちょく見かけますが、
それ違反ですよ!!
と叫びたい。
おすすめするのは「骨伝導ヘッドホン」
そして今回、私が紹介するのは「骨伝導ヘッドホン」なる代物。
見た目はこんな感じです。
#ウーバーイーツ 骨伝導ヘッドホン
耳の穴を塞がないやつなので道交法的にも多分大丈夫。(何回もおまわりさんと遭遇してるけど注意ゼロ)
リクエスト通知はもちろんナビも音楽も聞こえるので個人的には必須です。
丸一日は試したことないけど6時間はもちますhttps://t.co/mpazVWXrjl pic.twitter.com/vqyvYX0VbR— amaru🚲 (@amaru_game) 2019年1月27日
最初にお伝えしておくと、これは「音楽を楽しむもの」ではありません。
周囲の音を遮断するとか、一切できません。だが、それが逆に自転車に向いている。
アマゾンで購入したのですが、販売価格は6999円。個人的に少し高い。
買ったとき、こんな高かったっけ?と思い、購入履歴を確認してみたところ、まさかの今のほうが安くなっていました。1000円も。
まあ、でも購入したのが2018年6月17日と半年以上使い続けると、この値段の価値は十分にあると思います。
骨伝導ヘッドホンのメリット
9ヶ月使ってみて感じるメリットは全部で4つです。
周囲の音は丸聞こえ(声をかけられてもすぐ気づく)
まず第一条件として、安全面からみて周囲の音がしっかりと聞こえるかという点ですが、これは◎です。
パトカーや救急車のサイレンはもちろん、自転車の呼び鈴や自動車の走行音も問題なく聞こえます。
乗車リクエストにいつでも気付ける
第二に通知音はハッキリと聞こえます。
乗車リクエストはもちろん、ナビやそのほかの通知音も音量次第ではありますが、最大ならよほど耳が遠くない限りは気付けるでしょう。ただ、ナビやメッセージの読み上げなどは周囲の音が大きいと何を言っているかまでは聞こえません。
その際は周囲の安全を確認した上で、停車して確認すればOKです。わざわざ通知が来ていないときにスマホを確認操作する心配がなくなるのでそれだけで効率も安全性も向上します。
稼働中は充電切れの心配なし
完全独立型のワイヤレスイヤホンなどは2,3時間で充電切れを起こす製品もありますが、こちらは4時間は絶対的に持ちます。体感的に6時間までは大丈夫だと思います。
さすがに充電切れするまでは使ったことがありませんが、ひとまず昼夜働くにしてもお昼休憩とかで充電しておけば、1日使えると思っていただいて問題ありません。
どれだけ高性能でも充電が持たなければ意味がないですからね。このポイントは意外と大きいです。
最低限の防水性もある
防水性については汗では壊れません。汗だくの真夏日を幾度も過ごしましたが、壊れることはありませんでした。
また、雨においてもさすがにヘルメットやフードを被っているので直撃はしていませんが、それでも間接的な濡れなら梅雨でも難なく乗り越えてくれました。
メガネやサングラスとの干渉はなし
ヘッドホンというとメガネ経験者の方はフレームとの干渉を気にされる方が多いと思いますが、その点も心配ありません。
ヘルメットをしていてもメガネをしていても基本的に違和感なく装着できます。完全に干渉していないワケではないと思いますが、骨伝導ヘッドホンの押さえがそもそもそこまで強くないので気にならないレベルという感じです。
骨伝導ヘッドホンのデメリット
メリットだけではゴリ押し感が出てしまうので、補足としてデメリットを挙げてみます。
音漏れは大きいので公共の室内使用厳禁
骨伝導であるので基本的に開放型イヤホンの「超開放版」と思っていただいて問題ありません。つまり電車とかで使うなら隣の人に丸聞こえするレベルです。
なので完全に業務用、外用と考えてください。
レストランやお客様と会う時は相手に音が聞こえてしまう恐れがあるので、もしラジオとか流している場合は停止するようにしましょう。
音楽系のアプリ再生を行っている場合は、耳元のスイッチをワンタッチするだけで再生/停止を切り替えることができます。
アプリを複数起動していると干渉して音が小さくなる
ナビや音楽系アプリをドライバーアプリと併行して起動していると、たまにドライバーアプリが優先されて他のアプリの音量が小さくなります。(Bluetoothの仕様?)
この場合は、少し手間ですが、一度ドライバーアプリを閉じると、他のアプリの音量が元に戻ります。
配達中にドライバーアプリを終了しても、乗車がキャンセルになったりはしないので安心してください。
再起動が手間なだけです。
自転車配達をしているならぜひお試しあれ!
バイクのヘルメットみたいにフルフェイスだとさすがに使えないと思いますが、自転車であれば骨伝導ヘッドホンは本当に持っていて損はないと思います。
配達の効率化もですが、なによりも安全な運転の一助にぜひお試しあれ!
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